千葉市立小学校、教頭が個人情報含むUSBメモリー紛失
千葉市は4月11日、若葉区の小学校の教頭(51歳、男性)が、歴代の教頭により引き継がれていた校務関係の個人情報を多数含む、USBメモリーを紛失したと発表した。市教委によると、教頭は3月19日午後5時過ぎ、自宅で仕事をするために当該USBメモリーを持って退勤。帰宅後にメモリーがないことに気付き、数日かけて思い当たる場所を探したが発見できなかったため、警察署に遺失届を提出した。メモリーには、歴代職員のべ322名の名簿、学校評議員11名の名簿、職員32名分の情報を含む緊急連絡網、氏名や住所を含む事故報告書19件等が保存されている。メモリーにパスワード等によるロックや暗号化は施されていなかった。謝罪のため、該当者に連絡を取ったり、文書を発送するなどの対応を行っている。市教委は、各学校に対し個人情報の取り扱いに関する規定を遵守するよう周知し、徹底を図るとしている。関係者の処分も検討する。
・市立小学校教頭によるUSBメモリ紛失について[PDF](千葉市)
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/download/140411-04-01.pdf