軽自動車検査協会、23事務所で申請書類7万2388件を紛失
軽自動車検査協会(東京都新宿区)は3月14日、23の地方事務所で、保存期間が満了していない申請書類7万2388件を紛失していたと発表した。同協会によると、2月20日、茨城事務所(茨城県茨城町)で、一部書類が見あたらないことが判明。同18日と19日に実施した定期的な文書廃棄の際に、誤廃棄したとみられている。これを受けて全国89事務所で申請書類の保管状況を点検したところ、23事務所等で紛失が判明した。すべて、誤廃棄したとみられている。当該書類に係る処理は完了しており、申請内容は全て情報処理システムに保存されているという。個人情報の外部流出は確認されていない。同協会は再発防止のため、誤廃棄の原因を詳細に調査し、その結果に基づいて、文書保存期間等の徹底、保存期間の誤認を避けるための書類整理方法のマニュアル化、文書保存状況の定期的な確認等の再発防止対策を、今後一ヶ月以内を目途にとりまとめ実施していくとしている。
・保存期間内の検査等に関する申請書類を一部誤廃棄しました。(軽自動車検査協会)
http://www.keikenkyo.or.jp/topics/2013/topics_20140314_1.html