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東京都立小児総合医療センター、患者15名の情報含む手術予定表紛失

東京都病院経営本部および、都立小児総合医療センター(東京都府中市)は3月14日、同センターにおいて、患者の個人情報を含む書類の紛失事故が発生したと発表した。発表によると、3月10日、患者15名の氏名、年齢、性別、診療科、手術名を含む、同日分の手術予定表1枚を紛失した。医療作業業務職員が午前8時頃、手術準備用ワゴンの上に同予定表を置いて準備作業を始めたが、9時頃、紛失に気付いた。作業員は準備作業中に、朝礼参加と器材搬送依頼への対応のため、2度ワゴンの傍を離れたという。同院では関係職員へ事情聴取を行ったほか、手術室エリアを中心に引き続き捜索を行っている。該当患者の家族には説明と謝罪を行った。同院は、再発防止のため、個人情報の適切な取扱いを全職員へ徹底するとしている。病院経営本部では3月14日、臨時の都立病院事務局長会を開催し、他の都立病院においても、個人情報保護の観点から全業務にわたる総点検を行い、業務を見直すよう指示した。
・都立小児総合医療センターにおける個人情報を含む書類の紛失について[PDF](東京都病院経営本部)
http://www.byouin.metro.tokyo.jp/houdou/25year/documents/260314_syouni.pdf
・当院における個人情報を含む書類の紛失について(東京都立小児総合医療センター)
http://www.byouin.metro.tokyo.jp/shouni/annai/press.html

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