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第一生命保険、顧客情報4万件含む磁気テープ紛失

第一生命保険(本社:東京都千代田区)は3月13日、同社子会社で、システム開発や保守等を委託している第一生命情報システム(以下、DLS社)が、3万9585名分の顧客情報が含まれたバックアップ用の磁気テープ2本を紛失したと発表した。第一生命保険によると、テープは第一生命保険のシステムセンター内で保管されていたが、2月中旬に行った定期点検で紛失が判明した。テープには、2012年10月25日から同11月16日にまでに請求された、保険金・給付金の請求に関する手続き書類を画像で収録してある。含まれる主な情報は、顧客の氏名、性別、生年月日や、医的情報を含む「診断書」。データを読み取るには専用の機器が必要で、社外で第三者が容易に読み取ることはできないという。テープは2012年11月に作成されたもので、DLS社がシステム機器の撤去作業を行っていた2012年11月中旬から2013年2月頃までに、同センター内で紛失した可能性が高いという。テープの定期点検は2013年3月と8月にも行われていたが、紛失は見落としていた。情報が不正に使用された事実は確認されていない。同社はとDLS社は、再発防止に努めていくとしている。磁気テープ使用の縮減も進める。
・お客さま情報を収録した情報記憶媒体の紛失について[PDF](第一生命保険)
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2013_090.pdf

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