東京都足立区、個人情報1752名分含むUSBメモリー紛失
東京都足立区は2月28日、区の「孤立ゼロプロジェクト推進事業」で地域包括支援センターとのデータ交換に使用していた、個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。区によると、当該メモリーには地域包括支援センター中央本町が管轄する地域の70歳以上の単身世帯と75歳以上のみの世帯1403世帯、1752名分の氏名、住所、性別、世帯に関する情報等が含まれている。区の担当課と各地域包括支援センターでは、区施設間の文書を専用車で配送する交換便を利用してUSBメモリーをやりとりしているが、1月8日に支援センター中央本町が区担当課へ送付した当該メモリーについて、職員が到着を確認しておらず、その後、所在が分からなくなっている。区の担当職員が紛失に気付いたのは2月21日。区の事務室内や支援センターの事務室を探したが見つからず、2月27日、担当課長に紛失の事実を報告した。区庁舎最寄りの交番に遺失届を提出済み。対象地域の区民には手紙で経過報告と謝罪を行う。区は再発防止のため、暗号化ソフトを導入し、USBメモリーの管理手順を明確化するとともに、交換便を利用せず担当課職員が直接USBメモリーの受け渡しを行うとしている。
・足立区孤立ゼロプロジェクトにおける個人情報の入ったUSBメモリの紛失について(東京都足立区)
http://www.city.adachi.tokyo.jp/chiiki/20140228.html