大阪市立十三市民病院、患者情報をFAXで誤送信
大阪市病院局は2月26日、市立十三市民病院(同市淀川区)が、患者の診療経過報告をFAXで誤送信したと発表した。発表によると、誤送信が発生したのは2月25日。医療連携担当者(業務委託業者)が、患者の診療情報を当該情報照会元の医療機関あてにFAX送信する際、番号を誤って別のところへ送信した。誤送信先から同病院に、FAXが誤って送信されてきたが当該文書は処分したと連絡があった。文書には患者の氏名、性別、生年月日、病名、症状などが記載されていた。該当の患者には経過を説明して謝罪した。病院局は、複数人チェック等の手順が徹底されていなかったことが原因だとして、個人情報漏えい事故防止マニュアルに基づいた手順の徹底と遵守を図るとともに、FAX誤送信防止装置の導入を検討するとしている。
・大阪市立十三市民病院における診療経過のFAX誤送信による個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/87/0000208242.html