広島県立高校、生徒49名の成績等含む指導手帳紛失
広島県教育委員会は1月30日、県立日彰館高等学校(三次市)において、教諭が生徒の個人情報を含む指導手帳を紛失したと発表した。県教委によると、指導手帳には1年生23名、2年生15名、3年生11名、計49名分のテストの得点、評定、出欠席の状況が記録されている。教諭は1月23日、準備室内の事務机の引き出しに保管している指導手帳が見当たらないことに気付き、準備室内や教室等を捜したが発見できなかったため、管理職に報告した。28日まで教職員が捜索を行い、生徒に情報提供も呼びかけたが手帳は見つからず、29日、三次警察署に盗難の被害届を提出した。該当の生徒と保護者には当該教諭やクラス担任が説明と謝罪を行い、全校生徒の保護者には文書で謝罪した。県教委では当該校に対し、再発防止のため文書の適正管理について改善策を検討させる。また、県立学校長に文書の適正管理を指導するという。
・県立高等学校における指導手帳の紛失について[PDF](広島県)
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/116759.pdf