順天堂大学医学部附属順天堂医院、患者情報227名分含むUSBメモリーを紛失
順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都文京区)は1月23日、同院の職員が、患者情報227名分が含まれるUSBメモリーを紛失したと発表した。同院によると、紛失が判明したのは1月7日。メモリーには、2009年1月から2011年12月までに同院で微生物検査を受けた患者227名の氏名、性別、生年月日、検査材料の情報が保存されている。紛失判明後、直ちに捜索を開始し、所轄警察署に遺失物の届出を行ったが、発見には至っていない。個人情報の流出は確認されていない。同院では個人情報の院外持ち出しの禁止、および匿名化や施錠のルールを定めているが、当該職員はこれらのルールを遵守していなかった。同院は、再発防止に向け全教職員に対しこの件を周知し、個人情報保護を徹底するための対策を検討しているという。
・個人情報を含むUSBメモリ紛失に関するご報告とお詫び(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
http://www.juntendo.ac.jp/hospital/notice/news009.html