大阪市立小学校、児童4名分の給食費口座振替依頼書紛失
大阪市は1月22日、市立小学校の教員(20歳代)が、児童や保護者の個人情報が記載された給食費の預金口座振替依頼書4名分を紛失したと発表した。市教育委員会によると、紛失した依頼書は、2013年12月20日に児童が教室の担任の机上に提出したもの。児童それぞれが封筒に入れた状態で提出したが、当該教諭は封筒の中を確認せず、そのまま職員室の事務職員の机上に置いたという。1月8日、4名分が封筒ごとないことが判明し、教諭は教室や職員室などを探したが、見つからなかったため10日に管理職へ報告した。依頼書には児童名、学校名、学年、組、保護者名、住所、電話番号、金融機関名と支店名、口座番号と名義人、印影が含まれている。関係児童の保護者には家庭を訪問して説明と謝罪を行い、全保護者向けの説明会も行った。市教委は当該校に対し、個人情報は確実に手渡しで受取ること、および机上ではなく鍵のかかるロッカーや金庫等で保管することを、具体的に教職員へ指示するよう指導するとしている。管理に関する校内規定の見直し、点検、および管理の徹底についても指導するという。
・大阪市立小学校における「大阪市学校給食費預金口座振替依頼書」の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000251143.html