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府中市立の小中学校、5校で351名分の指導要録が所在不明に

府中市は1月21日、府中第四小学校において指導要録の所在が一部不明になっていることが判明し、市内全小中学校を対象に緊急調査を行ったところ、5校で卒業生および転出者の指導要録の所在が一部不明となっていたと発表した。市教育委員会によると、2013年12月28日、府中第四小学校において、6年生の担任教員が担任学級の児童1名の指導要録・様式2がないことに気付いた。1月7日に当該教員が指導要録ファイルを確認したところ、7名分の様式2がないことが判明。当該書類には4学年から5学年までの各教科の学習や特別活動の記録、行動の記録、総合所見などが記載されていた。全教職員で捜索を行ったが見つからなかったため、校長が15日、府中警察署に遺失届を提出した。部外者が侵入した形跡はなく、教員が外部に持ち出した事実もないという。事態を受け、市教委は市立学校全33校で緊急調査を実施。その結果、4つの小学校と1つの中学校で、卒業生や転出者合わせて351名分の指導要録が所在不明となっていることが分かった。第四小学校では、卒業生6学級計226名と転出者1名の指導要録が所在不明となっていた。市教委では、学校と一体となって、個人情報の保管場所や管理方法を点検、整備し、保管文書の定期的な確認方法を確立するなど、具体的な再発防止策を講じるとしている。
・府中市立学校において指導要録の所在が一部不明となっていることについて(府中市)
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/gako/sidoyorokusyozaihumei/index.html
・府中市立学校において指導要録の所在が一部不明となっていることについて[PDF](府中市)
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/gako/sidoyorokusyozaihumei/files/sidoyorokusyozaihumei.pdf

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