大阪市立保育所、個人情報含む書類が路上に散乱
大阪市は1月20日、社会福祉法人に運営を委託している市立保育所において、児童26名分、保護者6名分の個人情報が漏えいしたと発表した。市によると、1月15日午後5時50分頃、保育所名と児童氏名を含む書類が路上に散乱していると市民から当該保育所に連絡があり、職員が書類を回収。確認したところ、児童11名の氏名、生年月日、アレルギーの内容等を含む表や、入所予定児童6名の氏名、生年月日、性別、住所、保護者氏名を含む表、児童23名の氏名と生年月日を含む名簿が含まれていた。職員に確認したところ、1名が書類を自宅に持ち帰っていたことが判明。職員は1月10日に自宅近くの古紙回収場所に私物の紙類を出したが、当該書類がこれに紛れ込み、その後、何らかの理由で路上に散乱したとみられている。同法人が該当の保護者に謝罪を行っている。市は委託先法人に対して、個人情報を持ち帰らないこと、関係先へ持ち出す場合であっても事前に許可を得ることなど、個人情報の保管方法や管理体制について職員に周知徹底するよう指導するという。
・大阪市立保育所における個人情報が記載された関係書類の持ち出しによる個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000250536.html