静岡市、児童相談所と介護保険課で個人情報含む文書の誤封入が発生
静岡市は1月16日、個人情報漏えい事故2件が発生していたことを明らかにした。市によると、児童相談所では2013年12月2日、児童2名分の期限が切れた国民健康保険被保険者証を、無関係の他の児童相談所あての封筒に誤封入して送付した。被保険者証には氏名、生年月日、性別、世帯主氏名、住所、記号番号などが記載されている。被保険者証は回収し、該当児童の保護者に謝罪した。今後は封筒の中身のチェックを複数人で行うなど、確認を徹底するという。介護保険課では2013年11月25日、「介護保険料等還付お知らせ通知」1通に別人の通知書を誤封入して送付した。同通知には被保険者の住所、氏名、被保険者番号、整理番号、還付予定の保険料の徴収方法、年度と月、金額と納付日が記載されている。誤送付先を訪問して通知を回収し、情報の守秘を依頼するとともに、漏えいの対象者(死亡)の家族に説明と謝罪を行った。今後、封入事務処理の総点検を行い再発防止に努めるという。
・「国民健康保険被保険者証」の誤封入(児童相談所)(静岡市)
http://city.shizuoka.lg.jp/jiko20140116-1.html
・「介護保険料等還付のお知らせ通知」の誤封入(介護保険課)(静岡市)
http://city.shizuoka.lg.jp/jiko20140116-2.html