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国立循環器病研究センターの患者情報20件含むパソコン盗難、退職した医師の私物

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は12月24日、同センターを退職した医師が車を荒らされ、センターで診療を受けた患者のデータが含まれるパソコンを盗まれたと発表した。発表によると、当該医師から盗難について連絡があったのは12月7日。医師は2012年3月まで2年間、センターの非常勤医師として勤務しており、センター退職時に患者の個人情報を含むデータ20件、13名分を許可なく個人所有のパソコンに保存して持ち出していた。当該パソコンにはパスワードを設定してあるが、データは匿名化されていない。保存されていた患者情報の内容は、ID、氏名、診断名、処置年月日、検査データ。情報の外部への流出は確認されていない。該当の患者と遺族には電話や文書で説明と謝罪を行った。同センターは再発防止のため、個人情報の取り扱いに関し、職員の教育、研修体制を強化するとしている。また、特に退職時の個人情報の管理について、持ち出しの有無を確認するなど、周知徹底を図るという。
・元職員の退職時における患者様の個人情報の不適切な取扱いについて(国立循環器病研究センター)
http://www.ncvc.go.jp/pr/release/005926.html

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