東京大学空間情報科学研究センター、個人情報含むノートパソコン紛失
東京大学(本部:東京都文京区)と同大学の空間情報科学研究センター(柏キャンパス:千葉県柏市)は11月22日、同センターの教員が11月14日、ノートパソコン入りのバッグを電車内に置き忘れ紛失したと発表した。発表によると、パソコンには同センターを利用する研究者163名のメールアドレス等を含むファイルや、センターおよび協力講座の教職員67名の名簿、2名分の情報を含む研究室の名簿、同教員が大学や大学院で行っている授業のレポートの点数36名分が保存されていた。パソコンのログインアカウントにはパスワードがかかっており、さらにディスクが暗号化されているため、同センターでは、即座に情報が流出することはないとみている。監督官庁に報告済み。情報の不正使用などの事実は確認されていない。同センターはセンター全構成員に、個人情報および職務上守秘、保護すべき情報の管理にかかわる注意を周知徹底し、再発防止に努めるとしている。また、パソコンが盗まれる可能性のあることも想定し、情報守秘、保護のための具体策についても指導するという。
・ノートPC等の置き忘れについて(東京大学)
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_251122_j.html