兵庫県住宅供給公社、個人情報含むUSBメモリー等を入れたカバン盗難
兵庫県住宅供給公社(神戸市中央区)は11月5日、個人情報を含むUSBメモリー等が入ったカバンを盗まれたと発表した。翌6日付の神戸新聞によると、同公社の嘱託職員が10月31日夕方、神戸市中央区のポートアイランドにある県営住宅をバイクで訪問し、業務を終えてバイクに戻ると鍵がないことに気付いた。予備の鍵を自宅に取りに帰る間に、バイクを盗まれたという。バイクにはカバンを入れており、カバンには神戸市中央区、兵庫区、須磨区、長田区の県営住宅に住む590人分の情報が入ったUSBメモリー、滞納者87人や75歳以上の高齢者166人が分かる書類などが入っていた。職員が個人情報を公社外に持ち出す場合、カバンを手元から離さないようマニュアルで定められているが、守られていなかった。公社は同職員の処分を検討する。現時点で当該データが悪用された事例は報告されていない。公表が遅れたのは、入居者への説明、謝罪と正確な状況確認を優先したためという。
・兵庫県住宅供給公社
https://www.hyogo-jk.or.jp/