長崎家庭裁判所、個人情報が記載された書類を職員が持ち出し紛失
長崎家庭裁判所(長崎市)は11月1日、家事調停委員の非常勤職員が調停事件の個人情報が記載された書類のコピーを紛失したことを明らかにした。翌2日付の西日本新聞によると、職員は10月21日、資料の確認や事前準備のため、当該書類を鞄に入れ、長崎市内の自宅に持ち帰った。私用で数カ所立ち寄ったところがあり、帰宅後に紛失に気付いた。紛失したのは2件の調停事件に関する書類で、戸籍謄本が添付された調停申立書、および調停の当事者の名前と主張などが記録された経過表。該当者へは弁護士を通して謝罪したという。家裁は11月から資料コピーを持ち出す際は、貸出簿への記入を義務付ける。
・長崎家庭裁判所
http://www.courts.go.jp/nagasaki/about/index.html