寒河江市の小学校、児童21名の個人情報含むUSBメモリーを紛失
山形県寒河江市教育委員会は10月29日、市内の小学校の教諭が児童の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。同日付の山形新聞によると、教諭は10月8日、USBメモリーを鞄に入れて自宅に持ち帰り、15日に紛失に気付いた。探したが見つけられず、17日に校長に報告した。同校の教職員全員で校内などを探したが29日夕方現在、発見できていない。USBメモリーには、教諭が担任している小3の児童21人の氏名、および1学期の通知表所見を下書きしたデータが保存されていた。市教委が定めたガイドラインでは、個人情報を含むデータの校外持ち出しは原則禁止で、個人情報を含むデータを学校のパソコンから別の記憶媒体に移す際にも校長の許可を必要としている。教諭は校長の許可を得ていなかった。市教委は23日に保護者に概要を説明して謝罪し、28日に小中学校の校長を集めて情報管理の徹底を指示した。今後、市内の全教職員を対象に情報管理の実態調査を行い、結果をまとめるとしている。
・山形県寒河江市教育委員会
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