北九州市、非公開希望のボランティア団体の代表者名などを誤掲載
北九州市は10月23日、市民活動サポートセンターのホームページ「キラキラネット」で、非公開希望の個人情報が閲覧可能な状態にあったと発表した。センターは各種ボランティア情報等を同ネットで発信しており、登録311団体の代表者名などの情報を公開しているが、希望により136団体の情報を非公開としている。10月19日(土)午後11時57分、小倉北区のボランティア団体代表より「リニューアルされているホームページに自分の住所等の個人情報が公開されている」とセンターにメール連絡があった。翌20日(日)午前10時、センター職員がこのメールを見て確認したところ、同団体の他に5団体、計6団体(NPO法人1、ボランティア団体5)について、非公開希望の代表者の住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどが閲覧できる状態だった。職員はこれらの登録情報を非公開とし、同日午後4時にはインターネット上で「登録団体検索」ができないようにした。翌21日(月)、閲覧可能となっていた6団体の代表者に電話で謝罪し、経緯を説明した。アクセスログの確認では、6団体のうち2団体にアクセスが確認されたが、現在のところ個人情報に関する被害は生じていない。ホームページのリニューアル時、複数職員で新旧データの照合をしたが、6団体の非公開情報を公開とするミスに気付かないまま9月12日に公開した。閲覧可能だった期間は、9月12日正午から10月20日午後4時までとなる。センターは今後、情報の公開・非公開の変更の際は、登録内容変更届出書の提出に基づいて更新作業を行うなど再発防止に努めるとしている。
・市民活動サポートセンターホームページ「キラキラネット」において非公開個人情報の一部が閲覧可能となっていたことについて[PDF](北九州市)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000154079.pdf