神奈川県自然環境保全センター、個人情報を含むUSBメモリーを紛失
神奈川県は10月3日、県自然環境保全センターの臨時技師が、個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、同技師は10月1日に勤務終了後、病害虫診断を行った樹木医(日々雇用職員、県職員OB)から診断結果報告が入ったUSBメモリー(樹木医の私物)を愛甲石田駅で渡され、それを封筒に入れ、同僚と飲食後、電車、バスを乗り継ぎ帰宅した。翌2日朝に封筒の中を確認し、USBメモリーを紛失したことに気付いた。探索したが発見できず、現在に至るまで発見されていない。USBメモリーには、「山北町のシキミ栽培地の病害虫診断」の結果報告が記録されており、この中に診断を行った「所在地」「病害虫診断結果」とともに、依頼者名(1名分)が含まれていた。2日夜、同技師は依頼者に電話で事情説明とお詫びをし、了解を得た。同センターは3日、依頼者を訪問し改めて謝罪と説明を行う。また、再発防止に向け、個人情報の管理の徹底を図っていくとしている。
・自然環境保全センターにおける個人情報の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p704881.html