東京都保健医療公社荏原病院、所属臨床医が患者情報含むUSBメモリー紛失
東京都保健医療公社は9月19日、同公社荏原病院(東京都大田区)所属の臨床研修医が、患者2名の個人情報が含まれるUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、当該研修医は同公社大久保病院(東京都新宿区)にて研修中で、業務の必要性から荏原病院より貸与されていた認証機能付USBメモリーに、荏原病院の患者1名と大久保病院の患者1名の情報等を保存。9月13日に大久保病院医局で当該メモリーを使用後、白衣のポケットに入れて院内で勤務、退勤したが、翌14日、メモリーがないことに気付いた。メモリーに含まれていた患者の情報は、性別、年齢、病院名、ID番号と、1名分のカナの名字。該当の患者には説明と謝罪を行っている。両病院では注意喚起を行うとともに、USBメモリーの使用実態を調査し、個人情報の適正な管理の徹底を図った。公社では、全ての公社病院についてUSBメモリーの管理を徹底するとともに、個人情報の適正な管理の徹底を図るとしている。
・公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院職員による個人情報を含むUSBメモリの紛失について[PDF](東京都保健医療公社)
http://www.ebara-hp.ota.tokyo.jp/news/news/130920.pdf