金沢工業大学、Googleグループ通じのべ143名分の個人情報流出
金沢工業大学(本部:石川県野々市)は9月7日、バイオ・化学部応用バイオ学科の教員が業務に使用していたGoogleグループを通じて、個人情報が学外に流出したことが外部からの指摘で判明したと発表した。同大学によると、指摘を受けたのは9月6日。4月4日に同サービスを業務で使用し始めたが、7月18日から9月6日までの間、情報が閲覧可能となっていた。流出した個人情報は、応用バイオ学科4年生119名とバイオ化学専攻の大学院2年生5名の氏名、就職応募先企業名とその合否の状況、教員との面談概要、および同学科4年生18名の氏名と英語科目の修得単位数や成績見込の状況、教員の採用に関する1名分の履歴書など。同大学では再発防止のため、同大学のセキュリティガイドラインにそった運用の確認や、教職員への情報セキュリティに関する教育の徹底を図るとともに、SNS等のインターネットサービス利用に関するガイドラインの制定および教育を実施するという。
・個人情報流出に関するお詫びと経緯報告(金沢工業大学)
http://www.kanazawa-it.ac.jp/oshirase/1194878_2672.html