京都大学、Googleグループで個人情報が閲覧可能に
京都大学(本部:京都市左京区)は8月23日、Googleグループを通じて、同大学経営管理大学院 アジアビジネス人材育成寄附講座の関係者の個人情報が学外に流出したと発表した。発表によると、同講座の学内関係者間で業務連絡用に利用していたメーリングリストの内容が、サービスの利用を開始した昨年12月4日から8月11日まで、誰でも閲覧可能な状態となっていた。事態は外部からの指摘で判明した。含まれていた個人情報は、関係者175名の氏名、所属名、職名、メールアドレス、勤務先の所在地と電話番号や、協議会等の出席者31名の氏名、同講座が実施するプログラムの受講生による講師授業評価シート19名分、同講座受講生の面談記録8名分など。直ちに当該サイトへアクセスできないように設定を変更した後、サイトを削除し、該当者には事態を報告して謝罪した。同大学は、原因と対策を検討したうえで、教職員等に対し、情報セキュリティに関する教育を徹底するとしている。また、情報セキュリティに重大な支障をもたらすと懸念される状況に関する情報を適宜、教職員や学生に提供し、再発防止に努めて行くとしている。
・個人情報流出に関するお詫び(京都大学)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2013/130823_1.htm
・個人情報流出に関するお詫び(京都大学 経営管理大学院)
http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/jp/news-events/news/428-press-release-20130823.html