神戸大学、Googleグループ通じ学生の個人情報漏えい
神戸大学(本部:神戸市灘区)は8月12日、留学生センター所属の講師が管理するGoogleグループを通じて、学業成績の一部を含む個人情報が4月から漏えいしていたと発表した。発表によると、流出したのは、同センターの「2013年度前期日本語予備教育コースDクラス」受講生5名の情報で、氏名、成績評価案、学習進捗状況、抗議の進捗業況。当該講義の担当教員間で、Googleグループを利用して講義の進行状況などに関する情報交換を行っていたという。8月11日に外部から指摘を受け、直ちに関係者以外のアクセスができないように設定を変更するとともに、当該サイトに掲載されている学業成績情報は全て削除した。該当者にはメールで報告と謝罪を行った。同センターは、情報セキュリティに関するセミナーの実施ならびに受講を徹底するほか、情報セキュリティに重大な支障をもたらすと懸念される状況に関する情報を適宜、教職員や学生に提供し、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報流出に関するお詫び(神戸大学)
http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/t2013_08_12_01.html