奈良県、土地所有者54名の情報がホームページで閲覧可能に
奈良県は8月7日、古都保存法による土地の買い入れをめぐり、土地所有者54名の情報が県のホームページ(以下、HP)で閲覧可能になっていたと発表した。県によると、買い入れ予定地の不動産鑑定評価業務について、7月11日に入札仕様書をHPで公開したが、この際、土地所有者の氏名と対象地の地番を記載した部分も誤って公開した。8月5日に通報があり、県では直ちに仕様書をHPから削除。翌日、対象者に電話で謝罪し、謝罪文を送付した。県は再発防止のため、HPに掲載する際は個人情報が含まれていないか十分確認することとし、個人情報を含む情報の取り扱いについては、厳正にチェックできる体制を整えるとしている。
・古都法による買入予定地に関する「買入申出者の氏名」及び「買入対象地の地番」の流出について[PDF](奈良県)
http://www.pref.nara.jp/secure/105073/kojinnjouhoujiko.pdf