さいたま市、介護保険料変更関連書類を別人に誤送付、最大88名分
さいたま市は7月3日、介護保険料変更通知書を送付した際、最大で88名に対し、誤って別人の情報を含む書類を送ったと発表した。同通知書は、概ね前月までに死亡、転出等の届があった場合に保険料を返還する手続きのために送付するもの。市によると、7月1日、死亡者60名、転出者28名分の変更通知を発送したが、翌日、通知を受け取った人から誤りを指摘する連絡が複数あリ、事態が判明した。最大で送付した88名分すべてについて、別人用の書類を誤送付した可能性がある。死亡者の家族へ送付する書類には、死亡者の氏名、住所、性別、生年月日、被保険者番号が、また、転出者へ送付する書類には被保険者番号が記載されている。該当者には電話で謝罪し、誤った書類を回収して正しい書類に差し替えることを説明した。個人情報の悪用による被害は確認されていない。通常、発送前に最終確認作業を行っているが、今回は実施していなかったという。市は、今後は十分に確認ができるように余裕を持った作業スケジュールを組むとともに、チェック体制の見直しも行うとしている。
・介護保険料変更通知書の同封書類の誤発送について[PDF](さいたま市)
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1372841175511/files/minamikukaigo.pdf