テックアーツ、通販サイトが不正アクセス受け顧客689名の個人情報流出
ゲームソフト制作販売のテックアーツ(札幌市中央区)は6月28日、同社の運営する「テックアーツ通信販売」のサーバーが不正アクセスを受け、顧客情報の一部が流出したと発表した。同社によると、6月27日午前1時57分に管理画面ログイン画面から不正アクセスがあった。流出したのは注文者情報142件と会員情報600名分で、注文者や受取人の氏名、住所、電話番号、商品名、購入金額、会員ID、メールアドレスなどが含まれている。注文者情報と会員情報に重複があるため、流出したデータは689名分。27日午前9時に管理者権限を持たない者による取引状態の変更が確認されたため、調査を行った結果、事態が判明した。同社は同日、管理者IDとパスワードを変更し、通販システムを閉鎖して、警察に被害届を提出した。経済産業省と情報処理推進機構にも報告済み。該当の顧客には個別にメールまたは郵送で連絡している。同社は、再発防止に努めるとしている。
・不正アクセスによる外部からのお客様個人情報閲覧・取得に関するお詫びとご報告(テックアーツ)
http://shop.teckarts.net/under.php