九大病院の退職医師、医院開業挨拶で患者262人の個人情報持ち出す
九州大学病院(福岡市東区)は9月26日、医院開業のため退職した40代の男性医師が患者262人の個人情報を持ち出し、開業のあいさつ状を送っていたと発表した。同病院によると、医師は心療内科に1994年から勤務し、今年3月に開業のために退職した。勤務中に自分が診察していた患者262人の名前と住所などを記したノートを使って、開業の挨拶状を送ったという。挨拶状をもらった患者から9月9日に病院へ問い合わせがあり、発覚。同病院は患者にお詫びの手紙を出し、今後の再発防止に努めていくとしている。
・九州大学病院ホームページ
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/hosp/index.html