埼玉県、2件43名分の個人情報流出事件で県職員ら14人を処分
埼玉県は22日、8月に起きた2件の個人情報紛失事件で、県職員など14人の処分を発表した。県中央環境管理事務所の職員が駅のベンチで寝込み、26名分の狩猟免許講習・適性検査の受検票の入ったバッグを盗まれた事件では、同職員と同事務所長を戒告としたほか、関係者4名を処分。県児玉福祉保健総合センターの非常勤職員が車上荒らしにあい、母子寡婦福祉資金返還用の納入通知書13名分と貸与金滞納者から預かった郵便通帳やキャッシュカード4名分が盗まれた事件では、同非常勤職員と同センター所長を戒告としたほか、関係者7名を処分した。相次ぐ個人情報流出事件を受けて県は15日、職場外での重要な文書等の適正な管理のための基準を作成し、周知徹底を図るなど、事故の再発防止に取り組んでいる。
・リリース(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2005&mm=9&seq=196