湘南藤沢徳洲会病院、患者情報1191人分を含むUSBメモリー紛失
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県藤沢市)は、患者の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。2月4日の報道によると、当該USBメモリーはパソコン本体が故障した場合に備えた保存用のものだった。同院の薬剤師が1月23日、うまく作動しなかったUSBメモリーを交換しようと、服のポケットに入れ、院内にある物品を管理する部署に出向いた。その後、自分の部屋に戻り、紛失に気付いたという。当該USBメモリーには、新薬開発の際の臨床試験に備えて記録していた、1191人分の患者の個人情報(氏名、病名など)が記録されていた。同院は2月1日、該当患者全員に謝罪の手紙を送った。これまでのところ、個人情報が悪用されたという報告はないという。同院は今後管理体制を見直し、職員の教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・湘南藤沢徳洲会病院
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