三菱東京UFJ銀行、90か店で顧客情報約2万2000名分を紛失
三菱東京UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は2月24日、90か店で約2万2000名分の顧客情報を紛失していたと発表した。同行によると、紛失したのは休眠預金口座を管理するための内部資料で、帳票類の保管状況について確認調査を行った際に判明した。資料には、顧客名、口座番号、資料作成時点の預金残高等の情報が含まれている。保存期間が経過した他の資料や帳票類とともに誤って行内で廃棄した可能性が高く、外部へ情報が流出した可能性は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡や問い合わせは入っていない。該当の預金については通常の預金と同様、預金通帳、証書、届け印、本人を確認する資料等の提示など、所定の手続を経たうえで、適切に払戻しを行うという。同行は、顧客情報の保管管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・情報の保管管理の強化に伴い判明したお客さま情報の紛失について[PDF](三菱東京UFJ銀行)
http://www.bk.mufg.jp/news/news2014/pdf/news0224.pdf