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良い音楽について

こんばんは。代表の山手です。今日のブログのテーマは「良い音楽について」です。

音楽の趣向は年とともに変わったものですが、人生を通して最も愛した音楽はビートルズでした。「良い音楽=ビートルズ」などと言いたいわけではありません。今日は、ビートルズとの関わりを通じて、良い音楽とは何かを考えてみたいと思います。

中学に入学した時、念願のCDラジカセを手に入れました。最初は、何も考えずにお小遣いで米米CLUBとかMCハマーとか尾崎豊とかを買いました。さすがに、もう少しCD棚を文化的にしたいと思ってビートルズを集めることにしました。全部集めるのに1年かかりました。

当初はLet it beやHey Judeなどのポール・マッカートニーの曲を好んで聴いていました。私は何も知らずにジョン・レノンのファンを自称していましたが、ジョンの曲でヘビーローテーションするのは、HelpやIn my lifeくらいでした。後で本で調べて、好んで聴いている曲が全てポールの手によるものだと知ったとき愕然としたものです。

何年もビートルズを聴き続けました。少なくとも全アルバム100回ずつは聴いたでしょうか。好きな曲が随分変わっていきました。Let it beやHey Judeは飛ばしてしまうことが多く、好きな曲の大半はジョンの曲になっていました。蛇足ですが、今現在の私のビートルズベスト10はこんな感じ。

1位 Happiness is the Warm Gun(John)

2位  A Day in the Life(John)

3位 Hey Bulldog(John)

https://www.youtube.com/watch?v=OxmP9UDkoGw

4位 For No One(Paul)

https://www.youtube.com/watch?v=uow8bNIMaRo

https://www.youtube.com/watch?v=gbY8wUprqMs

5位 Sexy Sadie(John)

6位 Tomorrow Never Knows(John)

7位 I Am The Walrus(John)

8位 I’m so tired (John)

9位 Here, There and Everywhere(Paul)
https://www.youtube.com/watch?v=C4fxCbwRhuE

10位 Norwegian Wood(John)

 

音楽で、まず好きになるのはメロディーが分かりやすくて聴き心地の良い曲です。ところがそういう曲は直ぐに飽きてしまいます。始めは聴きにくいけど、何度も繰り返し聴いているうちに好きになる曲があります。そういう曲は一生聴き続けることになります。男女の仲と同じですね。

良い音楽とは、そういうものではないでしょうか。

理由を考えてみたいと思います。

音楽を作る人は、我々よりも音楽の様々なことを知っていて、様々なことを感じることができます。そういう人が本気で、彼らが良いと思う音楽を作った時、恐らく凡人には理解できないものができるはずです。良い音楽でかつ分かりやすい音楽、というのは中々生まれないと思います。(多分、奇跡ですね、数年に1回くらいそういうことがあるのでしょうか)

単に分かりやすい音楽が生まれるプロセスは説明が難しくないです。才能がない人間が作ったか、売れることのみを目的にして作ったか、大体そんな感じでしょう。

分かりやすいものは、内容が空っぽなものが多いのです。繰り返していくうちにその良さが分かっていくものにこそ、価値があるのではないでしょうか。

音楽を例えに出しましたが、何でもそうだと思います。映画も、小説も、絵画も、食事も、学問も、ビジネスも、人間関係も…、本当に何でもです。

残念なことに、我々にはそれ程時間がタップリあるわけではなく、無価値なモノに貴重な時間を浪費することはできません。分かりやすさに目を奪われて迷走することなく、価値あるものに向き合っていきたいと思います。
 

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