JA地域法人に向けて個人情報保護セミナーを実施した。
対象は課長職以上の管理職。
「個人情報とは何か?」のような一般論ではなく、現場で使える実践的な知識を身につけさせたいという要望であった。そこで、ケーススタディを題材としたグループワークを中心にしたコンテンツを企画することとなった。
JAにおける個人情報保護の難しい点としては、各法人は中堅規模の企業レベルであるが業務内容が多岐に渡る点であった。経済事業、金融事業、不動産事業などなど。
業務の流れは勿論、職員の意識も、利用しているシステムも、ワークスタイルも、事業によって大きく異なるのである。
おなじ事業担当者が固まらないようにグループ分けに配慮した上で、ワークを実施した。
意識もリテラシーも大きく異る中で、セミナーの前半では戸惑う場面が多かったように感じたが、後半からは各事業の相違点を共有することで、リスクの所在が鮮明に見えてきたようであった。
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